最近は、TVなどでも「フラッシュ暗算」という言葉をよく聞くようになりました。画面にパッ!パッ!と表示される数字を使って暗算をする光景を皆様もご覧になったことがあるかと思います。あのフラッシュ暗算、実は「そろばん」を習う延長線上にあり、「珠算式暗算」とも呼ばれています。そろばんを使わない人が言葉で計算する(左脳使用)に対し、珠算式暗算(右脳使用)の人は、頭の中にそろばん画像が表示されこの珠を動かして計算します。
正確に計算をするトレーニングを積むことで、集中力はもちろん、数字を読みとる能力が向上します。やがてこの習慣は、数字を駆使した分析力に発展します。
また、珠算式暗算は右脳で処理した答えのパターン記憶を行います。一般的な記憶方法(左脳使用)が短期間で失われてしまうのに対し、珠算式記憶法(右脳使用)は長期間失われません。